代表者名
吉田田 タカシ
社名の由来
16歳ぐらいの時、友人たちとアート的な活動をするチームを作っており、そのチーム名が、フランスの詩人の小説『恐るべき子供たち(Les Enfants Terribles)』から取って「アンファン・テリブルス」でした。「恐るべき子供たち」の「恐るべき」というワードに、アバンギャルドで魅力的な印象を受けて、自分たちもそんな存在でありたいと思っていました。高校卒業と同時にチームを解散することになり、将来会社を立ち上げたらそれを社名にしようと誓い合いました。今は、このアトリエe.f.t.を前衛的な恐るべき子供たちを輩出する場にしたいと思っています。
10年後の構想
そもそもゴールを設定をする必要がないと思っているタイプです(笑)。マイルストーンを描いても、自分たちを制限するだけのような気がします。ゴール設定は最短距離で実現するためかもしれませんが、そもそも最短距離である必要はあるのかなと。今後は新しい教育体系、アトリエの25年間の集大成を作りたいという想いがあります。日本は公教育における「正解主義」を捨てる必要があると思いますし、ひとりひとりの豊かさに繋がる教育をすべきだと思っています。正解を教えるよりも、感覚を育てることが大事だと考えていますし、その育て方を伝えていきたいと思っています。
座右の銘・モットー
「たのしいにいのちがけ」
「楽しい」は快楽的なものではなくて、「幸せ」「豊か」というイメージです。この言葉は僕にとって「生きる」ってことのコンセプトを明確にするためのものです。この言葉があると、「自分はいろんな人たちの楽しさのために生きているんだ」と思い出すことができます。苦しいことも、なんのためにやるのかと考えたら、やっぱり「楽しい」のためにないとダメだなと。どんなことも「楽しい」のためにやっているということが、自分の中でブレないように、この言葉を大事にしています。
ご自身の性格を何かに例えると?
水の循環
その理由
私は物事を円滑にして美しくしていくのがデザインだと思っています。理科の授業で水の量は一定でずっと循環していると知ったとき、嫉妬しました。なぜなら水の循環はその最たるものだと思うからです。改めて考えない限り、水の循環なんて普通は気にも留めませんよね。でもそのような感じで、見えていないところにとんでもないデザインがありますし、私もそんな、なんでもない誰も気にならないおっさんでありたいと思っています。
打越からの紹介
ただただ、スゴイ。想いを実現していく力が強い方です。固定観念がないため、人とは違う視点を持っているところが参考になります。