経営者の発想を大切にする 打越会計事務所 UCHIKOSHI ACCOUNTING FIRM
日々のこと

企業間の交換留学

2024.3.31

前々からやってみたいと思っていた企業間の「交換留学」の実行のときがやってきました。我が社の20代新人スタッフと、お客様の工務店の30代現場監督の交換留学です。

初の試み
初の試みで、私もドキドキしています。普段私はその会社の役員として関わっているのですが、スタッフのみなさんとは会議でお会いする程度です。我が社が日々どんな業務をしているかはあまりご存知ありません。交換留学では、まず、それぞれの会社の価値観を理解した上で受け入れる、ということを大切にしています。会社のビジョンがどこにあるのか、それを知った上で、全く違う異業種間の交換留学。期間は2週間です。

ルール
交換留学では3つのルールがあります。
①才能診断を受ける
②留学中は自分の会社の仕事を一切しない
③終わったらレポートを提出する
まずは、本人が持つ才能を知り、生かすということ。そして、2週間、自分の仕事はできません。ということは、留学前に会社の誰かに自分の仕事をお願いしないといけないわけです。つまり、今の自分の仕事の生産性を見直すきっかけになります。これはお互いの会社にとってかなりメリットがあると考えています。DXを導入したり、システムを見直したり、それだけでも価値はあります。最後は、感じたままを自由にレポートにしてもらいます

目線
そしてもう一つ大切なことがあります。2つの目線です。一つは違う会社で働くという本人たちの目線です。今までやったことのない仕事をどうこなしていくのか。もう一つは、受け入れる会社の目線です。全くの素人がやってくるわけですから、わからないことも質問されます。当たり前が通じないこともあるでしょう。固定観念をとっぱらうことができるかもしれません。さて、どんな展開になるでしょうか。結果をお楽しみに!