「宇宙兄弟」から学ぶこと
2020.3.2
「最近どんな漫画にハマっておられますか?」
最近、お客様とのコミュニケーションのひとつに、「好きなマンガ」の話をします。独立したての頃は、お客様にマンガの話題をするのはどうなのかなと躊躇っていた時期もありました。不謹慎ではないか、と。でも、意外とみなさんマンガを読んでおられ、今では盛り上がる話題のひとつになっています。
最近ハマったマンガ
最近私自身がハマったマンガは「宇宙兄弟」です。小山宙哉さんが描く大ベストセラーコミック。今は携帯でもマンガが読める時代ですから、身軽に楽しめるのもいいですね。年末年始、家族との旅行中に全36巻全て読み切りました。2回読み返しましたけど(笑)。もちろん家族サービスはちゃんとした上で、こっそりとです。なぜ「宇宙兄弟」を読もうと思ったのか。2年前にオススメ本と知り購入した「完璧なリーダーはもういらない」という書籍が、「宇宙兄弟」のエピソードをもとにリーダーという視点から考察しています。私にとって、今まさにリーダー像を見直す時がきていますので、読もうと思いました。
理想のリーダーとは?
世の中にはいろんなリーダーがいますが、私は創業以来、どちらかというと賢者風リーダーを理想としていました。「完璧を目指し、周りにもそれを求める」タイプです。スタッフも少なく、トップダウンで仕事はうまくいく、と。でも、今では従業員が10名になり、一人ひとりの考え方、働き方の違い、チームとして仕事を回していく難しさも含めて会社としていろんな課題に直面しています。チームとして動かないといけない時期がやってきた今、チームに必要なものは何かを考えるようになりました。
歩幅をあわせて
人は変化を嫌う生き物です。変える時にはエネルギーもいります。でも「変わる」ということを「やってみましょうよ」。お客様にもお伝えしていることです。リーダーのあり方も、スタッフへのアプローチも、仕事の回し方一つひとつも。一見面倒と思うことも、やる意味をしっかりと共有できれば整えやすくなります。今できることは何なのか。誰かの完璧を求めるのではなく個性や強みを生かしながら私もスタッフも共に、目指すチームを作っている途中です。歩幅を合わせて、ほんの少し先を走る感じでしょうか。スタッフとともに成長できるチームづくりを目指していきたいと思っています。