経営者の発想を大切にする UTC(旧 打越会計事務所 UCHIKOSHI ACCOUNTING FIRM)
日々のこと

繰り返す

2020.8.23

ビジネスにおいて「インプット」「アウトプット」は大切なキーワードです。果たしてそれは効果的にできているのかと考えたことはありませんか?最近ではSNSでアウトプットする人も多いと思うので、日々やっていると感じている方は多いと思いますが、今回は「インプット」と「アウトプット」の関係についてまとめてみたいと思います。

 

バランスが大切

みなさんはどんな風に知りたいことを「インプット」して「アウトプット」されていますか? おそらく仕事に役立つ情報や知識を本やメディアなどから収集されていると思います。私はもっぱら経営的なことをインプットしてアウトプットすることが多いのですが、両者のバランスが大切だと思っています。私は、インプット6:アウトプット4の比率を意識するようにしています。インプットしたものはアウトプットしなければただの知識で終わります。評論家がいい例です。インプット量は多いけど、アウトプットする場面が少ないからその情報が生きたものにならず、何の役にも立ちません。また、インプットの量が少ないと質の高いアウトプットができないということです。

 

積極的なアウトプット方法

インプットしたものは、しゃべるだけでもアウトプットになります。いろんな人に伝えていくことで、最終的には自分の言葉となります。私の場合、経営の成功体験についてインプットした情報は、必ず必要とされているお客様に提案をします。実践という形でアウトプットしていきます。それを続けていくと成果を残すことができ、結果的に自分の実力として身についていきます。また、アウトプットするには、自分がそのことを理解していなければなりません。自分自身の思考を整理することにも繋がりますので、どんどんインプット、アウトプットを繰り返していきましょう。

 

アウトプットできない理由

インプットしたものをうまくアウトプットできないという人もおられると思います。おそらく「ゴール設定」ができていないことが原因の一つと考えられます。例えば私の場合は、お客様から相談を受けると、新たなにインプットした情報や持っている知識・経験から、求めておられることがある程度わかり、おおよそのゴールが見えてきます。でも、このゴールが見えていないと、ただ闇雲にインプットして、アウトプットする場面もない状態を生み出してしまいます。自分自身のことにおいても一緒です。何のためのインプットなのか、自分でゴールを設定してみるといいでしょう。そのゴールに向けてどれだけインプットしてアウトプットできたか、そして、とことん考え、やり尽くせたか。その繰り返しが大切だと思います。