経営者の発想を大切にする 打越会計事務所 UCHIKOSHI ACCOUNTING FIRM
日々のこと

社長という生き物

2021.3.16

今回は社長に焦点をあてたいと思います。もちろん私も社長、私のお客様も社長です。社長といっても多種多様。社長がどういうタイプかを理解した上で、社長、社員それぞれに大切なことを見つめてみたいと思います。

 

社長のタイプ
社長には、計画的に進めたいタイプとそうでないタイプがいます。私は後者です。あなたはどちらのタイプですか?年末のブログ「旅は楽しむもの」の話を書きましたが、旅においても、私は常に話題を探しているので、旅行も計画は立てず、途中で何が起こっても動じない(何かハプニングがあると逆に喜ぶ)タイプです。お仕事では、もちろんお客様のタイプを見極めてきちんと提案していますが、計画的に経営を進めたいタイプには、たまにフックをかけます。こちらの世界も楽しいということをお伝えするためです、笑。

 

社員の悩み
タイプの違いはありますが、多くの社長は、常に新しいことへの挑戦を好み、どんどん未来へと意識を進めていきます。そして、社長が次の世界を見つめると同時に起こる現象が、現場の混乱です。社長がいきなり未来の夢を語りだすシーンはよくあることですが、一度に社員に説明したとしても、社員には伝わらないことが多いです。大切なのは、社長の考えていることを、一人ずつわかるように順序立てて説明すること。できれば、社長の話をかみ砕いてわかるように通訳できる社員がいるといいですね。

 

広げたら畳む
組織にとって大切なことは、仕事を畳む人をどれだけ増やせるかということです。やはりここに行き着きます。以前も仕事畳み人の重要性をお伝えしましたが、社長は未来をみるものです。社長は、現状の仕事を任せられる準備を整えていくこと、通訳できる社員を育てることです。社員は、なぜ社長が未来をみているのかを理解しようとすること。決して現状を見捨てているわけではなく、未来への準備を始めたということを理解することです。社長の声を通訳する役割を担った社員はすごく大変だとは思いますが、自分なりの解釈でいいと思いますので、私たち社長の思いを伝えてくれると嬉しい限りです。