経営者の発想を大切にする UTC(旧 打越会計事務所 UCHIKOSHI ACCOUNTING FIRM)
日々のこと

距離感

2021.11.20

1ヶ月ほど前、スタッフに業務のことを完全に任せないといけない自体が起こりました。社長不在、リーダー責任者。任せてみてわかったことがあります。今日はそのことについてお話したいと思います。

ピンチはチャンス
コロナ禍の影響を受け、体調を崩しました。人と会えない、外出禁止。お客様には大変ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。私なりにこの状況をどう捉えたかということです。普段ちょっとした風邪などであれば無理してでも仕事をしてしまいます。でも今回は完全に休まなければいけない状況。会社はリーダーに任せるしかありませんでした。体調は大変辛い状況でしたが、会社にとっては「チャンス」でした。

痛感したこと
普段はわからないことは相談にのるようにし、移動中もリーダーとの時間を優先してコミュニケーションをたくさんとるようにしていました。私は、いつもそばにいる状況でした。一変してリーダーにとって、自分たちだけで考えなければいけない状況になり、私自身が気づかされたことがあります。「リーダーに任せる」そう決めていたにもかかわらず、完全には任せられていなかったのではないか、と。

適度な距離感
普段こうしようと思う、という相談事について、考えが甘いと感じることがあり、リーダーには耳にタコができるくらい「もっと考えるように」と伝えてきました。会社としてある一定のサービスを守らないといけないという想いもあり、お客様のことを考えるとそれは正しい教育なのですが、彼らにとってそれは良かったことなのか。「自分たちの考えで行動をとってみる」ということに構い過ぎていたのかもしれません。適度な距離感は大切だなと考える機会となりました。