経営者の発想を大切にする 打越会計事務所 UCHIKOSHI ACCOUNTING FIRM
日々のこと

アイデアの広げ方

2022.8.15

先日おもしろい記事を見つけました。
「優秀すぎる人事社員」―リモートアシスタントをはじめとした人材事業を営む「株式会社キャスター」の人事の担当窓口が実は架空の人物だった。実在しない人事担当者、遠藤ひかりさん。
一体どんなサービスなのでしょう。

架空の人物
このサービスは、業務の属人化を防ぐために生まれたようです。今やリモート勤務も増え需要がありそうです。通常、特定の社員が担当している業務は、業務内容や進め方はその担当者にしかわからないことが多い。突然体調不良になったり、退職したりすると問題も発生します。そういった属人化を防ぐことを目的に生まれたサービスです。ネット上でイラストキャラクターがチャットで答えてくれるサービスは定着してきていますが、名前をつけて人格を持たせると安心感が生まれるのかもしませんね。

相談役として
そこで僕が思いついたのが、架空の相談役です。自分の身近に、実在しない相談役をおいてみるとおもしろいのではないかと思うわけです。仕事で悩んだとき、誰かに相談したいとき、「あの人なら何て答えてくれるだろう」と相談できる架空の相談役。それは社員などと共有できる人物でもいいと思います。例えば、会議で考えが煮詰まって答えがでないときに、一旦そこから離れるのではなく、あの人ならどうか、を考えてみるのです。意識を変えることでアイデアが生まれるかもしれません。

人物像を考えてみる
自分たちとは全く違った視点を持っている架空の人物ですから、名前にもこだわりたいですね。白石識史(しらいしさとし)さんはどうでしょうか。知的な感じです。性格も決めてみましょう。温厚で冷静で頭がきれる。そして清潔。性別年齢は不詳。身の回りにいる人よりも高い視点、視野も広い人物です。出身大学なんかも決めるとおもしろいかもしれませんね。何事もおもしろく想像してみることが大切です。思いもよらないアイデアが生まれるかもしれません。