経営者の発想を大切にする UTC(旧 打越会計事務所 UCHIKOSHI ACCOUNTING FIRM)
日々のこと

コミュニケーションは難しい

2022.8.31

みなさんの会社では、従業員同士のコミュニケーションは円滑に行われていますか? 経営者と従業員も大切ですが、従業員同士のコミュニケーションも大切にしないとリスクが大きい、というお話です。

家族経営が多い理由
「新R25」編集長のツイッターでも紹介されていた動画があります。市場が評価した経営者No.1の株式会社北の達人コーポレーション・木下勝寿社長の失敗から学んだしくじり10選という動画です。その中にもコミュニケーションの話がありました。世の中の7〜8割が家業だそうで、その理由は「入社してもすぐに辞める」ということが原因のようです。辞められると大変だから、家族経営していったんだろうと。木下社長は、それが嫌だったので、従業員間のコミュニケーションが大切だということに気づき、マネージメントの大切さを知ったそうです。

理解の範囲が違う
これは人それぞれに理解力の範囲が異なるということです。家族なら阿吽の呼吸でわかることも、他人となると理解しがたいことも多い。同じ話を10人にしても全員が同じレベルで理解できるかというとそうではありません。理解力の低い人もいれば高い人もいる。人それぞれに理解できる範囲があります。だから、人は理解できる範囲でしか理解できないということを知った上で、伝える努力や理解し合える環境を整えていくことが大切だと思います。

小さなことから
従業員間のコミュニケーションをとるために我が社でやっていることがあります。24時間以内にあった「良かったこと」や「新しい発見」をシェアして、全員が拍手を行う「グッドアンドニュー」というゲームです。これはオンラインでもでき、私は入らずに社員同士でやっています。あとは、社内の席替えもいい効果を生むと思います。従業員同士のコミュニケーションは意外ととれていないこともあると思いますので、注意深く見ていく必要がありますね。