経営者の発想を大切にする 打越会計事務所 UCHIKOSHI ACCOUNTING FIRM
日々のこと

ことばを分解すること

2022.12.31

みなさんは、“もしかしたら相手の話を理解できていないかも…”と感じたことはありませんか?
聞き手話し手の「ワード」の捉え方によって、会話がスムーズに進むこと、進まないことが起こることはよくあります。
その時、私はこんな方法で解消しています。

その1
私も、会話をしていて、「おや、相手の話を理解できていないかも」と思うときがあります。それは、自分が言葉の意味自体がわからないのか、文脈を理解できていないのか、相手が理解して話をしているのか、などどこに理由があるのかを考えながら聞くようにしています。まず私が相手の質問や言葉に疑問を抱いたりわからないことがあれば、それはどういうことか、どういう意味かを必ず確認しています。

その2
こちらは理解していても、相手が理解できていない時もあります。どの視点で物事を捉えているかその立場や役職によっても理解度は異なりますが、もし自分の伝え方が悪かった場合は、できるだけ分解して伝えるようにしています。分解するとは、一つずつ噛み砕いたり、ワードについて説明を加えたりするということです。丁寧に確認していくことで、何が伝わっていて、何が伝わっていないのかを知ることにも繋がります。

その3
お互いにできることでいえば、「なぜ相手はそう言っているのか」を意識、想像することです。行動も同じですが、会話にもすべて理由があります。なぜ相手はそれを言うのか。その理由を汲み取ろうとすることもコミュニケーションの大切なポイントです。10人に同じ会話をしても同じ理解にはなりません。相手に合わせて言葉を選ぶことも大切なことですね。それでも伝わらないと思ったら、伝えたいことを翻訳してくれる人を間に挟むことも一つの手段です。直接的でなく間接的に伝えた方が伝わることもあるかもしれませんので。