最近健康づくりのために毎日9000歩を歩くように心がけています。歩いているときは、思考が深まります。この前は「哲学」について考えながら歩きました。

10年後を思う
10年後のビジョンを実現するために必要なことが「自立する人を増やす」ということです。自分で意思決定をし、自分の人生を決めていく人を増やしていきたい。その中で、経営指針のひとつに「とことん考える」というテーマがあるわけですが、そのテーマについてさらに思考を深めています。歩きながら、僕はどういう人と話しているときにワクワクしているのか、を考えました。

哲学とは何か
その答えは、「自分の中に哲学がある人」でした。「これを軸に生きている」という答えを持っている人です。その考えが自分と一緒であるとか、一緒ではないとかはさておき、そういう人と話をしているときに、私はワクワクします。そもそも哲学とはどういうことか、チャットGPTにも質問してみました。形あるものへの本質的なことを認識するという部分で、倫理観や美学などに対して、自分の中の概念を持っている人というわけです。「これは、こうです！」と言える人です。

もっと、深堀り
今はどちらかというと、言語化ができて論理的思考のできる人が評価されやすい時代です。全人口の中でそれができる人は数パーセントで、そんな人たちが世の中を仕切っているわけです。でも、もっと違う意味で能力の高い人もいます。これからは言語化できなくても、例えば美的センスの表現化が評価される時代がくると思っています。ジャンルごとに自分の哲学を見つけていきたいと思います。