経営者の発想を大切にする UTC(旧 打越会計事務所 UCHIKOSHI ACCOUNTING FIRM)
日々のこと

心に「ある」ということ

2024.8.31

哲学について考えているとどんどん思考が深まります。今回はその続きです。

あるのか
哲学は言語化できればベストですが、ときに言語化できないときやことがあるかもしれません。言語化できない場合は、「なぜ言語化できないのか」を考えていけばいいのだと思っています。考えれば考えるほど難しいことを言っているように思うかもしれませんが、実はそんなに難しいことではなくて、自分が感じたことをどう表現できるか、表現できなくても自分の中に思いや意見が「あるのか」ということが大切だと思っています。

滲みでるもの
言語化できていないとしても、哲学を持っている人は、語らずとも滲み出ている人もいますよね。それでいいのだと思います。私自身も、哲学とは、となったときに、まだまだぼんやりしているので、これから深めていきたいと思っていますが、哲学を考え続けていることで、リンクしたことがあります。「形而上学(けいじじょうがく)」という言葉です。存在そのものや宇宙の根本原理を探求する哲学の一分野とされています。

今、繋がる
今学びを深めている仏教の教えの中でも、この言葉が出てきました。形あるものだけで物事を見ているとバグってくるということです。心の思想も大切というわけです。この言葉は、去年の9月に学んでいたことで、今ようやく繋がりました。そのときに響いていたことがもうひとつあり、お釈迦様の言う豊かさとは余剰である、ということ。自分が満たされて、溢れたものを無条件で与えることが豊かさであるということです。10年後のビジョンにも「余剰」というキーワードがあります。昔の人はすでに考えていたんだなーと思うと、すごいですよね。