経営者の発想を大切にする UTC(旧 打越会計事務所 UCHIKOSHI ACCOUNTING FIRM)
日々のこと

今、ここ。

2024.9.30

最近、思考を深めたり、自己分析をする中でより鮮明になってきたことがあります。今回はそれを一旦まとめたいと思います。

聴きとること
人は自分で自分のことを深堀するのは意外と難しいことだと前にも書きましたが、私がお客様のところでお話しを聴きとることも、他の職業・・・例えば、デザイナーやライターがお話しを聴きとることで何かを生み出すことも、相手が何を考え、どうなりたいのかを一緒に整えていくことです。アートディレクターの佐藤可士和さんも、「僕がアイデアを出しているわけでなく、お客様の考えていることを形にしているだけ」とおっしゃっています。最終的に表現の出口は違うけれど、やっている過程は同じで、深く聴きとることはとても大切なことで、おもしろいことだと思っています。

私の興味
そこで私自身は、相手が何を考えているのかを知り、心の中を探りたいと思っています。例えば、「私、変わりたい」という人がいたとします。口では変わりたいと言っていても、やっていることを見てみると行動がとれていない場合があります。そこには「変わりたくない」という本心が隠れしていると思うわけです。とすると、本心はどこにあるのかということを追求したくなるわけです。これはとても大切なことで、言葉だけを見つめていてはいけないということに繋がります。

関わることで見えること
だからこそ、相手の哲学が何かを知りたいと思っているわけです。その哲学はいろんな経験や目標から今後変わっていくものだとも思っていますが、まずは今の哲学が何かを知りたいのです。コミュニケーションを深めることで、丁寧に聴きとることで、一緒に目標を実現したいと思うのです。それはお客様に対しても、社員に対しても同じです。人は他者との関わりの中で生きていくものであり、関わることで自分自身が何者かを知ること、そして、どんな課題を抱え乗り越えていきたいのか、そこに寄り添っていくことが私にできることではないかと思っています。