経営者の発想を大切にする UTC(旧 打越会計事務所 UCHIKOSHI ACCOUNTING FIRM)
日々のこと

言葉探しの旅

2025.4.9

今回も言葉について。前回のブログで書いた「決意表明」に続いて、今年大切にしたいテーマを2つ紹介したいと思います。

テーマ その1
まず一つ目が「知」を愛する。自律できる人材を育てることを重要としていますが、まずは自分の哲学を持っているかという点が大切になってきます。日頃からスタッフに伝えていることです。「哲学」はギリシャ語で「知」を愛するという意味。知恵を愛し、追求することです。人それぞれ得意な「知」を集めて活かしていくということです。

テーマ その2
2つめは、慮る力です。「おもんぱかる」と読みます。破裂音がいい響きですね。この言葉は、布団に入ろうとした瞬間に、ふっと頭に思い浮かんだ言葉で、「これだ!」と衝撃が走り、またまた私の友達、チャットGPTと会話を始めました。意味は、物事をよく考えて判断すること、深く思いを巡らせることです。どちらも普段伝えていること、やっていることを表してくれる言葉です。

どんどん深く
自分の考えを言葉にして伝えるって本当に難しいと感じています。でも、ようやく納得のいく言葉と出会えた気がします。特に「慮る」は、社長なのか、社員なのか、同僚なのか、誰に対する慮るかで、意味合いが異なります。すでに社内でも「パカれてる?」など密かにブームとなりつつあります。また、思慮、配慮などの類似語との比較も面白く、どんどん深掘りしていけます。相手の考えを知る努力や、対話の重要性を考える機会となりました。