スピード感
2021.1.20
経営者は利益を上げていくことが仕事です。そのために必要なこととは何か。ホームページの「経営に大切な8つのポイント」でも紹介していますが、経営に大切なことについて改めてお伝えしたいと思います。
とにかく早い
利益を上げている会社の共通点は何か。それは間違いなく「スピード感」です。メールの返信ひとつとっても、とにかく早いです。すぐに行動することを心がけておられます。例えば、何かを決めるとき、3日考えて行動に移すことを5分でできたらどうでしょう。もし判断を誤ったとしても、すぐにやめて次に行動を起こすことができます。3日後のスタートより5分後のスタートの方が軌道修正もしやすく成功へのスピードも早いということです。知らず知らずのうちに保留にしていることは意外とあります。社員のスピード感もアップさせると、会社全体のスピードがアップしていきます。
例えるなら縄跳び
とはいえ、経営者はいろんな決断を迫られ、スピード感を持って判断していくことがなかなかできなかったり、どのくらいのスピード感を持てばいいのかイメージできなかったりする方もおられるかもしれません。イメージをさらに深めてみるとこんな例えができます。「高速縄跳び」です。スピード感を持っている人は決して上手に飛べる人ばかりではありません。その縄跳びに挑戦できる人です。一方、ゆっくりな人は回る早さに圧倒されてなかなか入れない人です。おそらく恐怖心から足が一歩踏み出せないのかもしれません。
失敗しても大丈夫
人は失敗を恐れる生き物です。失敗したくない、恥ずかしいと思うと「やらない」という理由を見つけ出します。でもそれを恐れていてはどんどんスピード感が弱まっていきます。高速縄跳びにひっかかってもいいのです。ひっかかると痛いだけです。回す人が疲れない限りは、縄は回り続けますので、飛ぶチャンスは何度もやってきます。ひたすら飛び続けることができます。あきらめたら先に進めません。そこで試合終了です。特に初動のスピードが速いとその勢いで物事はうまくいきやすくなります。